【ホルモン補充療法】
効果的である。この療法を1ヵ月ほど行い、その補充するホルモンの量を段階的に減らしながら、身体を慣らしていく。
【周囲の理解】
家族をはじめ、職場の同僚などの理解が症状を軽減してくれる。医師のアドバイスや更年期障害の経験者などからの情報は有用である。何か趣味など打ち込めるものがあると、乗り越え易いように思われる。
【民間療法】
ベニバナの乾燥花弁を一日、3〜5gを煎じ、3回に分けて飲む。飲むときに温めるのがよい。希少なトナカイの袋角、田七人参、ニンニクも利用される。
【当帰芍薬散】
色白で虚弱な女性の更年期障害では、当帰芍薬散が用いられる。トウキ、センキュウ、シャクヤク、ソウジュツ、タクシャ、ブクリョウの5種の生薬を配合する漢方薬で、冷えが強い更年期障害はもちろんであるが、生理不順に悩む若い女性などにも効果的である。
【加味逍遥散】
体格、体力が平均的で、不眠、イライラ、のぼせ、精神不安などが認められる更年期障害では、加味逍遥散が用いられる。サイコ、シャクヤク、トウキ、ブクリョウ、サンシシ、ボタンピ、カンゾウ、ショウキョウ、ハッカ、ソウジュツの10種の生薬を配合する漢方薬で、不定愁訴が強い更年期障害に効果的である。
【桂枝伏苓丸】
目の周りのくま、紫色の唇、舌の裏側の血管が暗色化、臍の周りに圧痛が認められるときなどに、桂枝伏苓丸が用いられる。ケイヒ、シャクヤク、トウニン、ブクリョウ、ボタンピの5種の生薬を配合する漢方薬で、毛細血管の多いところで、血液が滞っているときに、血行を促し、症状を改善する。