便秘やむくみを解消しよう!

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【便秘】

  便秘の原因

肥満の人、妊婦、年配の方の便秘は、運動不足などによる腹力低下が原因である。忙しさ、通勤、通学などで便意を抑えることを繰返しているうちに、あるいは度々下剤を使っているうちに、便秘が習慣性になってしまう。これらは排便反射の低下が原因である。鉛筆状の細い便、コロコロした小さい便、黒い便、粘っこい便が続く時は重い病気が隠れていることもある。こうなってしまうと専門医の診断が必要となる。咳止め薬や抗うつ薬などの副作用としての便秘もある。

  改善方法
  • 腹力をあげるための適度な運動
  • 朝食後の排便を習慣付ける
  • ストレスの少ない時間帯を設ける
  • バランスのとれた食事を心掛ける
  • 便秘改善の効果を示す食品、民間薬、漢方薬などを試みる

   快便は健康のバロメーターである。便秘を軽視しないことから始めよう。

【民間療法】
◆仙骨部分(下記参照)を軽くたたく。
◆食事の噛む回数を増やす。
◆寝る前に一杯のホットミルク。
◆朝一杯のお水。
◆腰を温める。


◆腹部の時計回りのマッサージ。
◆足の内側を下から上にマッサージ。
◆頭部と耳たぶの指圧。

  便秘の改善のつぼ

大巨(だいこ)に指の先をあて、約10回時計回りにゆっくりさする。
神門(しんもん)に反対側の手の親指の腹をあて、呼吸に合わせて優しく押す。
足の三里を親指の先で約10回強めに押す。

  改善効果を示す食品

食物繊維、コンニャク製品、タマリンド種子製品、カロブ豆製品、トウモロコシデンプン加工品、昆布、ワカメ、ヒジキなどの海藻から得られるアルギン酸を加工したもの、カラギナンなどの海藻の加工品、テングサ他から得られる寒天、ジェランガム(シュードモナス・エロディアをコーン培地で醗酵し、製造する食物繊維)、アガリクス、カードラン(植物に寄生する微生物のアグロバクテリウムの醗酵により製造される食物繊維)、キサンタンガム(微生物醗酵物)、プルラン(デンプンを原料に黒酵母醗酵物)、クロレラ製品、結晶セルロース、小麦ふすま、燕麦ふすま、大豆製品、ビートファイバーなどである。

これらの主成分は多糖体で、水に易溶性と、難溶性のものとがある。これらの食物繊維は腸管での毒物、糖類、コレステロールやその酸化物などの吸収を抑えると共に、ビフィズス菌などの善玉大腸菌の増殖を盛んにする。

民間でよく使われるものとしては、アズキ、ニンジン、三扁豆(さんぺいず)、ハトムギ、納豆、ヤマノイモ、オクラなどが上げられる。これらも食物繊維を多く含み、便通改善を促す。この苦い成分が働くのには腸内菌が関与しており、抗生物質を使った後に便秘した場合、キダチアロエは効果を表わさないことがある。
ハブチャ(エビスグサの果実)も穏やかな下剤である。ゲンノショウコを濃く煎じると下剤止めの効果をしめすが、茶のように乾燥品に熱湯を注いで用いると穏やかな下剤の効果を示す。
ドクダミの乾燥品に熱湯を注いで津会う方法も下剤の効果を示す。アサガオの果実とノイバラの果実は効果の強い下剤で、注意深い利用法が欠かせない。

漢方薬としては大黄甘草湯が広く用いられる。比較的体力のある若い人には大承気湯や桃核承気湯が使われる。お年寄りや虚弱な人には麻子仁丸が用いられる。腹部に張りや痛みがあるときは桂枝加芍薬大黄湯が用いられる。下半身が冷えているために、良くならない便秘がある。そのような時に使う漢方薬として、大建中湯、人参湯、真武湯などがある。大建中湯は癒着などが原因で腸が細くなっているときなどに有用である。漢方(医学)では、冷えを重大視して温補を行う。

  生活習慣と便秘

冷房の普及、ミニスカート、薄着や肌の露出する服装等は下半身の血行不全を起こしている。一方、刺激が多く、カッカとして暮らし、上半身に血液が溜まり、のぼせが常習化している。しつこい便秘は現代の生活スタイルが生み出している。是非、就眠前には下半身を温め、足の裏に指圧などの刺激を施し、血行改善を図ることが薦められる。寝るときに首を保湿すると足が温まる。足の部分で血管が開き、温かい動脈血が静脈に直接移行するためである。穏やかな気分で眠ると、副交感神経が交感神経より優位になり、寝ている間に腸管が働き、爽やかな寝覚めと朝食後の快便を約束してくれる。

食物繊維に富む食品、便通改善効果を示す民間薬、体質まで変えてくれる漢方薬などは、快便を促してくれるでしょう。